真性包茎の術後の過ごし方

真性包茎の手術直後から7日目までの過ごし方

背面切開術や環状切開術で真性包茎を治療したあとの生活にはさまざまな注意が必要です。
まず術後は安静が必要で、入浴は控える必要もあります。
とにかく傷口を刺激しない過ごし方が最適ですから、タオルで体を拭くのもやめたほうがいいです。
翌日も傷口に注意した過ごし方が大切ですが、体はタオルで拭いても問題ありません。
ドラッグストアなどで売っている汗ふきシートを活用するのもいいです。
患部の包帯は術後にしてもらったものをそのままにして、傷口は洗浄しません。
排尿は便器に座ってします。
立ってするよりも患部への刺激が少なく、コントロールがしやすいです。
シャワーを浴びたり、包帯を交換して洗浄したりできるようになるのが3日目です。
抜糸までまだ時間があるため患部が充血するのは避けるべきですが、一般的な生活は可能です。
便器に座って排尿することと運動ができないことを除けば、至ってノーマルな生活です。
これが7日目つまり1週間後まで続きます。

真性包茎の手術をして、8日目から14日目までの過ごし方

真性包茎の手術から1週間ほど経つと、抜糸となります。
近年は溶けてなくなるタイプの糸も使われており、背面切開術でも環状切開術でも必ず通院が要るわけではありません。
この時期まで傷口を順調に治ってきたら、湯船を使って入浴できるようになります。
ですが長風呂はリスクがあるため、短時間で済ませるほうがいいでしょう。
また立ったまま排尿ができるようになるので、公衆トイレの個室を毎回使用する生活とはお別れです。
そしてウォーキングやジョギングなどの運動もできます。
ただしサッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツはまだしないほうがおすすめですし、性交渉もしないほうが賢明です。
傷口は塞がってきているものの、洗浄と消毒は欠かせません。
順調に治ってきた人ならば、あらゆる禁忌がなくなるのが手術から2週間が経ってからです。手
術前と同じ生活をしても、傷口が開くおそれはありません。
新たな気持で性交渉に臨むことも可能です。

まとめ

真性包茎の手術をしたあとは過ごし方に注意が必要です。
直後は入浴や排尿にも注意が必要で、運動や性交渉はもってのほかです。
シャワーを浴びて、傷口を洗浄できるようになるのは3日目からで、普通の生活ができるようになります。
しかしこの時点ではまだ、性交渉などはできません。
抜糸のタイミングである8日目には入浴と排尿の制限がなくなります。
ですが運動は軽め、性交渉はまだできません。
順調に回復すれば2週間後にはすべての制約から解放されます。